京都「岡崎神社」のスピリチュアルな要素・場所を分かりやすく解説!

京都は神社仏閣の宝庫で、日本有数の歴史的な街です。

その中でもひと際個性的な神社が、平安神宮の近くにたたずんでいます。

それも、何から何まで兎が守るという神社です。

兎の数が半端なく多いその神社は「岡崎神社」と言い、縁結びや子授け神社として知る人ぞ知る神社です。

神社3級認定で神社巡り大好きな筆者が解説したいと思います。

目次

岡崎神社のスピリチュアルな要素・場所はこの5つ!

  • 岡崎神社の歴史
  • なぜうさぎがたくさんいるの?
  • 有名なぴょん守りとは?
  • 不思議なご利益「黒うさぎ」
  • 御祭神とご利益

それでは詳しく解説していきます!

1つ⽬:岡崎神社の歴史

岡崎神社の兎

岡崎神社は、正式名称を「東天王 岡崎神社」と言い、その歴史は古く平安時代まで遡ります。

794年、長岡京よりの平安京遷都の際、桓武天皇の勅願により都の鎮護ため四方に創建されたお社の一つだそうです。

高倉天皇の時代には、中宮の御産のための幣帛を賜った神社でもあり、皇室からの崇敬は厚いものです。

古くから方除厄除神・御祭神の有名な故事より縁結びの神として信仰が厚い場所です。

また、兎のご神徳にちなみ、子授けの神社でもあることで神社挙式なども行われています。

2つ⽬: なぜうさぎがたくさんいるの?

岡崎神社と言えば、その兎の数です。

なんと狛犬も兎になっており、狛うさぎなのです。

狛犬だけではなく、境内にあるものが全て兎になっているのですから、うさぎ神社とも言われています

岡崎神社が位置する場所は、京都御所の東の方角干支の卯(兎)にあたることで、うさぎ信仰が生まれたという説があります。

また、境内を含めた神社がある地域一帯が野うさぎの生息地だそうです。

そのため、古くから兎が氏神の使いと伝えられているのが由来という説があります。

とにかく、女性に人気があるかわいいうさぎいっぱいの神社です。

3つ目::有名なぴょん守りとは?

岡崎神社の御守・お札・絵馬には、どれもこれも兎のマークが織り込まれています。

お守りにも、うさぎが施されているものが多く、カワイイ陶磁器のおみくじもあります。

それが境内に何百個と並んでいる様が、映えスポットになっています。

お守りの種類は、勝守・安産守・子授け守・縁結び守・飛躍守りなど、たくさんの種類が用意されています。

中でも有名なお守りが、『飛躍守り』です。

このお守りのご利益は、右肩上がりに大きく飛びあがるように、飛躍するための後押しをしてくれるという幸運のお守りなのです。

昨年、なかなか一歩進むことができなかった人も、このお守りの効果で飛躍的な人生を掴みましょう。

4つ目:不思議なご利益「黒うさぎ」

岡崎神社には、多くの兎が出迎えてくれます。

中でも有名なのは、手水舎にある「子授けうさぎ」の黒うさぎがいます。

この子授けうさぎは、月に向かって拝んでいる姿をしているとのことです。

ご祭神の2柱が子供を多く生んだことから、子授けの神として信仰がある神社です。

水をかけてうさぎのお腹をさすりながら祈願すると、子授け・安産のご利益があると言います。

拝殿の両側に招き猫ならぬ『招きうさぎ』がいました。

右側にある兎は「縁結び招き兎」、左側「金運招き兎」となっています。

本殿の神様と一緒に拝みましょう。

拝殿に行く手前に神社には狛犬がありますが、こちらには『狛うさぎ』がいます。

本殿に向かって右の兎は口を開けているのですが、これが雄だそうで『阿形』です。

左の口を閉じている兎が雌の『吽形』なのだそうです。

頭をなでると縁結び・夫婦和合のご利益があるということでした。

5つ目:御祭神とご利益

岡崎神社の御祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)・櫛稲田媛命(クシナダヒメノミコト)・この2柱から生まれた三女五男八柱神(ヤハシラノミコガミ)が祀られております。

方位除けや厄除けのため、播磨の地から御祭神を勧誘した由緒があります。

スサノオノミコトと言えば、その荒々しい神様という性格と、ヤマタノオロチを退治したというヒーローの側面があります。

そのため、厄除や無病息災などのご利益の強い神様であります。

スサノオノミコトはヤマタノオロチを退治して、晴れてクシナダヒメノミコトを妻に娶ったことから良縁結びや夫婦和合のご利益もあります。

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