この記事では、巳年に参拝したい山形のおすすめ神社5選!を紹介します!
東北は古来から神聖な場所としている所も多く、いまだ発掘されていない古い縄文時代の遺跡もあると言われており、まだまだ謎に包まれている場所でもあります。
飛鳥時代や平安時代には、蝦夷と呼ばれている未開の地でした。
そのアミニズムや山岳信仰・龍陀信仰等がいまだに残っている場所でもあります。
2025年は巳年に当たり、蛇神のご利益を受けるにはとても良い年ですね。
それら神社・仏閣を、神社巡り10年の筆者が解説したいと思います。
本記事では、
「2025年を特別に運気を良いものにできる神社に行きたい」
「運気爆上げにして何かを成功させたい」
「悩みを消除できる神社を見つけたい」
といった、皆様の願いにお応えしていきたいと思います。
山形の巳年に参拝したいおすすめ神社5選はここ!
巳年に参拝したい山形のおすすめの神社は次の5箇所です。
・湯殿山神社本宮(鶴岡市田麦俣)
・出羽三山神社(鶴岡市羽黒町)
・諏訪神社(山形市諏訪)
・豊龍神社(西村山郡朝日町)
・歌懸稲荷神社(山形市十日町)
湯殿山神社本宮:蛇に出会う秘密の神聖な神社
湯殿山神社本宮は、出羽三山の一つ湯殿山にある神社です。
古来から、修験道を中心とした山岳信仰の場でした。
こちらの神社には、本殿や社殿がない点に大きな特徴があります。
もともと湯殿山は山岳信仰の対象であり、山自体に神が鎮まるものとして人工的な信仰の場をつくることは禁じられてきた歴史があります。
撮影してはいけない区間があるとともに、その御神体については語るなかれ聞くなかれと、一切口外してはならないといった伝承があります。
この神秘的な空間の中、湯殿山神社では、御神体に向かう途中で良く蛇を見かける事があります。
この蛇は、神の使いと言われ大切にされています。
主祭神は、大山祇神・大己貴命・少彦名命の3柱になります。
大山祇神は、山の神であり農業や漁業・軍神・酒造の神と色々な顔を持つ神です。
大己貴命は、大物主と同一視される神であり、蛇の姿をしていると言われています。
話すなかれ聞くなかれ”禁断の聖地で蛇との巡り合わせを”巳年に!
出羽神社:白蛇が使徒として仕える神の神社でご利益を
出羽神社は、羽黒山山頂に鎮座する神社で、月山神社・湯殿山神社と3社合わせて出羽三山神社と呼ばれています。
他の2社が冬期間閉鎖になるため、三神合祭殿がありそこで3社を参拝したことにできるそうです。
こちらの主祭神は、伊氐波神・稲倉魂命です。
伊氐波神は、出羽国の国御魂とされ国の守護神とされています。
稲倉魂命は農業や穀物の神その他にも多様なご利益があるとされています。
稲倉魂命が主祭神で祀られている神社は、稲荷神社であり農業が盛んに行われた日本で特に祀られている神社が多い神様です。
この稲倉魂命は、頭に白蛇を乗せた姿をしていると一説には言われており、龍蛇信仰にも深く関わっている神様です。
蛇と言えば水の神ですが、羽黒山参道の秡川や、境内の鏡池も素晴らしい景観でご利益があります。
”蛇にちなんだご利益が多い神社で”巳年の運気を上げてみませんか?
諏訪神社:大蛇の姿をした御祭神と守護本尊のパワーを!
山形市内最古の神社として鎮座している諏訪神社は、長野県諏訪市に鎮座する諏訪大社が総本山です。
延命厄払・農業・商業・工業・必勝祈願の守護神として広く信仰を集めています。
主祭神は、建御名方神・大国主大神・事代主大神です。
メインの神様である建御名方神が祀られている諏訪の地では、龍蛇信仰が根強くあるそうです。
伝説では、神在月に諏訪から出雲に行く際に、蛇の姿で頭が出雲に着いている頃諏訪にまだしっぽがあるほどの大きさだったとか。
また、諏訪神社には普賢菩薩が御神体の普賢神社があります。
普賢菩薩は辰年・巳年の守護本尊であり、巳年に参拝する時は、ぜひ寄りたい末社です。
”龍蛇信仰や守護本尊のパワーをいただき”巳年の運気をあげていこう!
豊龍神社:蛇の姿の女神に願いを込めて
1200年前から鎮座している、龍の住まう神社として朝日町に鎮座します。
延暦寺の僧である安慧が奥州巡行の際、講場を当地に開いたそうです。
その時、安慧は「我は是海童神の女である。汝が為に護法善神となろう」という神託を聞きました。
豊玉姫命を鎮祭し、豊龍大権現と崇め奉り初めて社殿を建立したのでした。
御祭神は、海神である大綿津見神の娘、豊玉姫命です。
豊玉姫は、海の宮の神で、一説では竜宮城の出身であり海神・龍神と言われています。
その後、皇族の系譜につながる山幸彦と呼ばれている火折尊の妃となります。
出産の際に海辺で出産するところを夫が見ると、蛇の姿をしていたのでした。
豊玉姫命のご利益は、五穀豊穣・安産・子授け・子孫繁栄・縁結び・恋愛成就・海上安全と多岐にわたっています。
“龍蛇の姿をした姫の御利益を”いただきませんか?
歌懸稲荷神社:和歌を詠み橋を渡る雅な風習の神社
前身は五佛山吉祥院という寺院でしたが、江戸時代に神仏習合によって京都・伏見稲荷大社より勧進されたお稲荷様をお祀りしたのが始まりです。
当時は山形城下・稲荷口に鎮座しており、橋を渡るには歌を読まなければいけないという風習があったのです。
こういった歌を奉納する人々の習慣が『歌懸』の名が生まれた由来だという説があります。
主祭神は、伏見稲荷大社と同じく稲倉魂命(いなだまのみこと)で、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)の別名で同じ神様です。
食物を司る神様で、五穀豊穣・商売繁盛・五穀豊穣・厄除・縁結び・安産・芸能上達など多岐にわたるご利益が叶うとされています。
他、6柱の神様が配祀されており、より多くのご神徳を得られます。
”伏見稲荷のご神徳をこの山形で”願いを叶えるよう大きく得ていこう!
巳年に参拝したい山形のおすすめおすすめ5選まとめ
今回は山形県の巳年に参拝したいおすすめの神社についてご紹介しました。
山形と言っても、大変広域に渡り神社があり、その地区で様々な歴史や文化を彩る神社があります。
その時代背景に日本の動乱と共に山形の歴史も変化していったことが分かりますね。
山形県にも、素晴らしい神社も多く、皆様も幸運に巡り合えると思います。
こちらでご紹介した神社・仏閣は下記の通り。
- 湯殿山神社本宮
- 出羽三山神社
- 諏訪神社
- 豊龍神社
- 歌懸稲荷神社
この記事があなたの”巳年において最良の神様との巡り合わせ”となる参考になれば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。