静岡「三嶋大社」の不思議・スピリチュアルな要素を紹介

三嶋大社は、古くから信仰の場として多くの人に崇拝されてきました。

その為、三嶋大社には不思議な力が宿っているとされています

三嶋大社のスピリチュアルな要素としては心の浄化と平穏な気持ちをもたらしてくれたり、運気の上昇と幸運を引き寄せてくれたり、願いを叶えてくれたり新たな可能性をもたらしてくれるとされています。

目次

三嶋大社の不思議とは?

上記では、三嶋大社のスピリチュアルな要素を上げましたが、筆者が行って感じたことを書いていきたいと思います。(ただし、筆者に霊感などはありません)

まずは、境内の落ち着いた雰囲気と緑の木々が広がっている落ち着いた空間が広がっており心が落ち着き穏やかな気持ちになり心が浄化される気がしてくる空間になっています。

また、三嶋大社は霊峰富士山がある富士山脈にも近く強いパワーが満ちている立地に立っています。

筆者は特に強い力を感じなかったのですが何度か強い風が吹くことがありました。

霊力は風を起こすとされているので筆者は霊力のご加護を受けられたと思います。

霊力が満ちた空間のパワーが運気の上昇や幸運を引き寄せ願いを叶え新たな可能性をもたらしてくれるとされています。

また、筆者は感じることが出来なかったのですが三嶋大社に参拝した方の中には眠気を感じる人もいるそうです。

眠気を感じるのはパワーを受けているからだとされています。

不思議な御神木

三嶋大社の御神木は金木犀です。

御神木の金木犀は樹齢が1200年以上とされており高さは10m以上あり高さ1m位のところで幹が大きく分かれています。

正式には「薄黄木犀」で金木犀とは異なる品種ではあるのですが、昭和9年に「三島神社のキンモクセイ」の登録名で国指定天然記念物に指定され、新日本名木100選にも選ばれています。

三嶋大社の金木犀は秋に2度咲くことでも知られており長い間香りを楽しむことが出来ます。

三嶋大社はなんの神様が祀られている?

三嶋大社には大山祇命と積羽八重事代主神の2柱の神が祭られています。

2柱の神は「三嶋大神」または「三嶋大明神」と総称されています。

現在では2柱の神が祭神とされていますが、昔は大山祇命祭神説、積羽八重事代主神説があり単独の祭神が祀られているとされていました。

大山祇命説は、鎌倉時代に唱えられた説で、「東関紀行」や「源平盛衰記」等の資料に伊予国(愛媛県)三嶋神(大山祇神社の祭神)に由来するもしくは同神であるという記述があり、釈日本紀」や「日本書紀纂疏」に大山祇命が伊豆国三嶋神社や伊予国大山祇神社で祀られていたという記述がある事から積羽八重事代主神せつが唱えられるまで広く定着していました。

積羽八重事代主神説は江戸時代後期に平田篤胤の「古史伝」で提唱されました。

論拠となったのは、室町時代の「二十二社本縁」の中にある記述で積羽八重事代主神は伊豆国加茂郡に坐す三島神、伊予国に坐す三島神は同じ神であるという記述がある事から三嶋大社の祭神は積羽八重事代主神であると提唱されました。

しかし、北畠親房が「二十一社記」と「二十二社本縁」を比較したところ「二十二社本縁」では文章が抜け落ちてしまい積羽八重事代主神に結び付けられてしまったが文章の整合が取れなくなってしまっているため積羽八重事代主神説は誤植であるとされました。

この為、昭和27年に2柱を祭神とすることが制定され現在に至ります。

大山祇命と積羽八重事代主神

次に、大山祇命と積羽八重事代主神について書いていきたいと思います。

大山祇命は名前から察せられる方もいると思いますが名前の通り日本のすべての山を管理監督している山の神です。

大山祇命は日本神話でイザナギとイザナミの間に生まれた神様とされています。

しかし、山岳信仰で山の神として祀られていた神が大山祇命と結びついて大山祇命として祭られるようになった可能性もありすべての神社の大山祇命も同一神ではない可能性もあります。

大山祇命は山の神の神格以外に海の神・酒造の神・武神の神格を有しておりご利益は安全祈願・病気平癒、健康祈願(酒造の神は医薬神でもあります)・山林守護・漁業守護・鉱山業守護・商売繁盛・厄除があるとされています。

山の神である大山祇命が海の神でもある事に疑問を持たれる人もいるかと思います。

大山祇命は別名が「ワタシ大神」とも呼ばれています。

ワタはワタツミ神(海神)のワタ、シは司ることを意味していることから、海を支配する神ともされています。

積羽八重事代主神は大国主と神屋楯比売命の間に生まれました。

積羽八重事代主神は国譲り神話において大国主から国譲りの可否を委ねられ、国譲りを受け入れる神託をした神です。

積羽八重事代主神は託宣神・海の神・福の神の神格を有しており、ご利益は海上安全・豊漁・五穀豊穣・商売繫盛・福徳円満・開運・厄除・病気平癒のご利益があるとされています。

積羽八重事代主神は天皇の坐す宮中で祀られる8柱の中で唯一国津神として入っています。

積羽八重事代主神が入っている理由は国譲り神話で貢献が大きかったという説と、初代神武天皇から4代に渡り濃い婚姻関係があったからという説があります。

また、積羽八重事代主神は恵比寿様と同一神とされています。

皆さんが恵比寿様としてイメージする姿は積羽八重事代主神から来ています。

日本では漂着物を恵比寿様として信仰する文化があり、積羽八重事代主神も神話で釣りをしているシーンが描かれているなど海にまつわる神様として関係があります。

三嶋大社のご利益

三嶋大社の祭神である大山祇命と積羽八重事代主神は多くの神格を有しており幅広いご利益を授かれるとされています。

この為、三嶋大社のご利益は多くありすぎるので主なものとされているものだけでも金運向上・商売繁盛・勝運・家門繁栄・厄除・開運・家内安全・海上安全・子宝・安産祈願・縁結びがあるとされています。

主なご利益のほとんどは祭神2柱のご利益です。

しかし、勝運・家門繁栄については別の由縁があります。

それは、鎌倉幕府を開いた源頼朝が関係しています。

源頼朝は挙兵直前に家臣を三嶋大社に派遣して奉幣をしその後の戦で敵を討ち取っています。

また、平家と戦うために西に向かう際にも参拝をしています。

その後も、源頼朝は三嶋大社に神領の寄進を行うなど深く信仰していました。

このように、源頼朝が戦の前に参拝していたことやその後の繁栄から、三嶋大社のご利益に勝運や家門繫栄のご利益があるとされています。

厄除の効果もある!?

三嶋大社のご利益には厄除のご利益もあります。

それも2柱の祭神である大山祇命・積羽八重事代主神はそれぞれのご利益に厄除があります。

このことから、三嶋大社のご利益には厄除のご利益がある事が分かります。

筆者としては祭神2柱ともに有しているご利益なのでより強く授かれるご利益だと感じています。

「三嶋大社」不思議・スピリチュアルな要素を紹介 まとめ

三嶋大社は古くから信仰されており霊峰富士山に近いことから強いパワーが集う場所にあります。

また、祭神として祀られている大山祇命と積羽八重事代主神はそれぞれ幅広いご利益を授けてくれる神様です。

その為、三嶋大社には心の浄化と平穏な気持ちをもたらしてくれたり、運気の上昇と幸運を引き寄せてくれたり、願いを叶えてくれたり新たな可能性をもたらしてくれるなどスピリチュアルな要素が感じられる場所になっています。

神社・寺院三嶋大社
所在地静岡県三島市大宮町2丁目1−5
営業期間8:30~16:00
主なご利益家門繁栄、商売繁盛、厄除け
御朱印あり
電話番号055-975-0172
公式サイトURLhttp://www.mishimataisha.or.jp/
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