伏見稲荷大社の5つのご利益を京都住みライターが徹底解説!!

この記事では、京都で大人気のパワースポット、伏見稲荷大社についてご紹介します!

平日休日に関わらずたくさんの人が訪れる有名な伏見稲荷大社ですが、具体的にどんなご利益があるか知っているでしょうか。

神社の神さまにも得意分野があるので、伏見稲荷大社の主なご利益を知ると、より願いがかないやすくなるかもしれません。

本記事では

「伏見稲荷大社の神さまの主なご利益は何?」

「伏見稲荷大社にはどんな願いごとをするといいの?」

といったあなたの疑問にお答えします!

目次

伏見稲荷大社の5つのご利益

全国のお稲荷さんの総本宮である伏見稲荷大社には、稲荷大神が祀られています。

稲荷大神は五穀豊穣の神さまで、古くは朝廷が公式に雨乞いなどの祈願をしてきたことが記録に残っているそうです。

伏見稲荷大社にはあらゆる繁栄のご神徳がありますが、現在は特に下の5つが主なご利益とされています。

  • ご利益①商売繁盛
  • ご利益②産業興隆
  • ご利益③家内安全
  • ご利益④交通安全
  • ご利益⑤芸能上達

それぞれのご利益について、詳しく解説していきます。

伏見稲荷大社のご利益①商売繁盛

伏見稲荷大社と言えば「商売繁盛」のご利益が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

元々は穀物の豊作を願う神さまだった稲荷大神ですが、江戸時代にはそれまで通貨の役割を担っていたお米に加えてお金が使われ始めたことにより、商人からも厚く信仰されるようになりました。

伏見稲荷大社といえば千本鳥居ですが、鳥居が奉納される風習が始まったのも江戸時代からだそうです。

千本鳥居を見るとたくさんの人や会社が伏見稲荷大社で商売繁盛を祈願していることがわかります。

鳥居は誰でも奉納できますが、初穂料は175,000円~とのことです。

そこまではちょっとという方は、絵馬の願掛け鳥居はいかがでしょうか。

鳥居は願いがかなうごとに大きくしていくのが習わしだそうなので、小さな絵馬から始めていつか大きな鳥居を奉納することを目標にしたいですね。

伏見稲荷大社のご利益②産業興隆

商売繁盛ともつながりますが、さらに広く経済の活性を祈願する産業興隆も伏見稲荷大社のご利益です。

千本鳥居をくぐって稲荷山へ向かう途中に、「根上がりの松」と呼ばれる木が祀られている場所があります。

根っこが地表に盛り上がった不思議な形をした松の木で、膝腰のご利益とともに、株の値上がりのご利益もあるそうです。

証券関係の方や産業興隆を願う方におすすめのスポットです。

また4月の前半には産業祭が行われ、全国の産業界の優秀な製品が奉納されるそうです。

一般の人も参加できるので、どんな製品が奉納されるのかぜひ見てみてください。

その日は胡蝶の装束をまとった神楽女による桜花舞も奏されるので、大変華やかですよ。

伏見稲荷大社のご利益③家内安全

伏見稲荷大社には家内安全のご利益もあります。

伏見稲荷大社では稲荷大神の神名化として五柱の神さまが祀られていますが、そのうちの大宮能売大神が宮殿の平安を守る、つまり家内安全の神さまなのだそうです。

大宮能売大神は調和を司るので、接客業や商売繁盛のご利益もあるとされています。

家内安全と商売繁盛ということで、自宅でお店を開きたい方にもおすすめかもしれないですね。

また伏見稲荷大社の楼門は、豊臣秀吉が生母の大政所の病気平癒を祈願し、願いがかなったことにより寄進されたものです。

秀吉も家族の安全を願った伏見稲荷大社の神さまなら、ご利益は間違いないですね。

伏見稲荷大社のご利益④交通安全

伏見稲荷大社は交通安全の祈願でも有名です。

伏見稲荷大社で交通安全を司るのは佐田彦大神で、道の神である猿田彦大神と同一視され、導きの神と言われています。

伏見稲荷大社ではいつでも車両のお祓いを受け付けている他、毎年9月1日には交通安全祈願祭が行われます。

楼門前で車両のお祓いをしてもらえるので、毎年たくさんの人が訪れています。

お祓いを受けた時にいただける交通安全のステッカーも人気です。

また佐田彦大神は、道中の安全も守ってくれます。

旅行安全守りをいただけるので、遠方へ旅する前や京都旅行の道中にぜひ参拝してください。

伏見稲荷大社のご利益⑤芸能上達

伏見稲荷大社は芸能上達のご利益もあります。

商売繁盛のご利益と同様に、稲荷大神に学問や芸能上達のご利益があることが広まったのも、江戸時代のことです。

稲荷大神の使いである狐の像が、稲や巻物などを口にくわえている姿を見たことはあるでしょうか。

キツネがくわえている物のうち巻物は、学問や芸術の象徴なのだそうです。

稲荷大神が稲荷山に降臨したとされる初午の日に、学問や芸事を始めると上達するとされ、昔はその日に寺子屋へ通い始めたそうです。

毎年2月の初午の日には、伏見稲荷大社で初午大祭が行われ、ご神木で作られた護符「験(しるし)の杉」が授与されます。

福詣でとも呼ばれる縁起のいいお参りの日なので、ぜひ訪れてみてください。

稲荷神社を参拝する時に注意すべきこと

お稲荷さんがなんとなく怖い、と感じる人もいるようです。

真っ赤な鳥居や狐が独特の雰囲気を醸し出しているのかもしれません。

特別に恐れる必要はありませんが、伏見稲荷大社をはじめ稲荷神社に参拝する時は、ご利益をいただくためにも以下のことに気を付けると良いでしょう。

  • 欲深い願いを抱かない
  • 他人の不幸を願わない
  • まめに参拝する
  • 日頃の行いを良くする
  • 火気や喫煙は避ける
  • ペットや魚・肉などの生ものを持参しない

伏見稲荷大社のようにたくさんの人に参拝される神社は、神さまの力も強くなると言います。

しかし、あまり管理が行き届いていないような寂れた稲荷神社は、パワーが弱まっているため安易に参拝しない方が良さそうです。

稲荷神社と相性が悪い人もいるので、参拝前に体調が悪くなったり道に迷ったりといったサインにも注意してみてくださいね。

伏見稲荷大社の5つのご利益 まとめ

今回は京都の伏見稲荷大社の主なご利益について紹介させていただきました。

伏見稲荷大社の各ご利益の特徴についてもう一度まとめます!

  • 伏見稲荷大社は商売繁盛のご利益で千本鳥居が有名!
  • 伏見稲荷大社には産業興隆のご利益で根上がりの松もおすすめ!
  • 伏見稲荷大社の大宮能売大神は家内安全のご利益のある女神様!
  • 伏見稲荷大社は交通安全のご利益で車両のお祓いもしてくれる!
  • 伏見稲荷大社で芸能上達のご利益をもらうなら初午の日がベスト!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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