福岡「宗像⼤社」の不思議な場所やスピリチュアルを紹介!【2024版】

今回は福岡県宗像市にあります「宗像大社」の不思議とスピリチュアルな場所を紹介致します!

宗像大社は日本各地に七千余りもある「宗像三女神」を祀る神社の総本社です。

また平成29年には世界遺産として登録され、世界的にも歴史的価値の高い場所だと認められました。

その宗像大社に纏わる不思議と、スピリチュアルな場所に迫ります!

 

本記事では

  • 古事記や日本書紀にも登場する宗像三女神とは?
  • 宗像大社は何故世界遺産となったのか?
  • “神宿る島”とは?
  • パワースポットと名高い古式祭祀跡
  • 有名な宗像大社のステッカー

についてご紹介致します。

この記事を読めばさらに宗像大社への知識が深まり、より深い参拝ができること間違いなしです!

それではさっそくお伝えしていきます。

目次

宗像⼤社の不思議・スピリチュアルな場所を紹介!

それではさっそく、宗像大社の不思議やスピリチュアルな場所についてご紹介します!

宗像⼤社の不思議①:すごいご利益の宗像三⼥神

宗像⼤社の不思議②:なぜ世界遺産なのか

宗像⼤社の不思議③:”神宿る島”とは

宗像⼤社の不思議④:パワースポットと名高い古代祭祀跡

宗像⼤社の不思議⑤:有名な宗像⼤社のステッカー

それでは詳しく解説していきます!

宗像⼤社の不思議①:すごいご利益の宗像三⼥神

最初にご紹介するのは、すごいご利益の宗像三女神についてです!

宗像大社の「辺津宮」には市杵島姫命様(いちきしまひめ)が、「大島の中津宮」には湍津姫神様(たぎつひめ)「沖ノ島の沖津宮」には田心姫神様(たごりひめ)が祀られています。

(三社を総称して「宗像大社」と言いますが、現在は「辺津宮」を指して呼ばれる事が多いです)

この三柱の女神たちは三姉妹で、この三柱の女神たちの事を総称して「宗像三女神」と言います。

何を隠そうこの宗像三女神」様たちは、日本の神々のトップとされる天照大神様と、素戔嗚尊様との間に生まれた神様です。

 

■三女である(次女と言う説もある)市杵島姫命様はとても美しい神様で、水や海の守り神の龍神様としてのお姿も持つと言われている神様です。

また、神仏習合(奈良時代に始まったとされる、神道と仏教が一つになった宗教の考え方。日本古来の神々の中に、仏も神様として迎えられた)

により、市杵島姫命様は七福神の弁天様とも同一視されるようになりました。

そのため、海や道の守護である「海上安全」「豊漁」「交通安全」は勿論の事、弁天様の持つご利益である「財宝福徳」「美」「芸事上達」のご利益も授けてくださると言われています。

■次女である(三女と言う説もある)湍津姫神様は名前の中に「湍」と言う文字を持っているのですが、この文字は「たぎる」と読むことができます。

水流が激しいと言う意味で、玄界灘の荒々しい様が由来とも言われているような力強いお名前です。

その力強いお名前に反して、湍津姫神様は内に秘めた、たぎるような力をもちつつ表立って働く神様では無いようです。

ですがじっと動かずしっかりと見守ってくださっており、いざと言う時には内にたぎるような強い力を開放し、助けてくださる神様です。

■長女である(次女と言う説もある)田心姫神様はたごりひめと言う名の他に、「たきりひめ」もしくは「たぎりひめ」と言う名前を持っています。

その名の由来は「霧」と言われており、天照大神様が素戔嗚尊様の剣を噛み砕き、吐いた息(霧とも称される)から生まれたためだと言われています。

田心姫神様は「沖ノ島」に鎮座し「海の安全」「国の安全」「場の安全」を見守り続けているとされています。

このように、人知れず「国家安寧」のご利益も授けてくださっている宗像三女神様たち。

実は宗像大社に天皇陛下がお参りに来られる事も何度かありました。

それほど重要なお参りの場所なのだと言う事がうかがえますね!

宗像⼤社の不思議②:なぜ世界遺産なのか

辺津宮(へつぐう)本殿
辺津宮(へつぐう)

次にご紹介するのは、宗像大社はなぜ世界遺産なのか?と言う事です。

上記の記事で、宗像大社がどれほど重要なお参りの場所なのかという事に触れました。

そのことからもわかるように、宗像大社は国家にとっても大切な場所で、古来より続けられてきた祭祀が今も脈々と受け継がれています。

そういった伝統や古代祭祀の行われている歴史を踏まえ、考古学者(吉村作治さん)が提唱し、宗像大社を世界遺産にする運動が起こった事。

それが宗像大社が世界遺産となったきっかけだそうです。

世界遺産は世界で共有すべき普遍的な価値を持つ文化財や景観、自然が対象とされています。

世界遺産になるためにはどういった基準をクリアする必要があるのでしょうか。

その一部を抜粋するとこういった事が書かれています。

(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟ホームぺージより抜粋)

〇現存するか消滅しているかに関わらず、ある文化的伝統または文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも稀有な存在)である。

〇歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

〇最上級の自然現象、または類まれな自然美・美的価値を有する地域を包含する。

つまり、こういった基準を満たしているからこそ「沖津宮・中津宮・辺津宮」「中津宮遥拝所」「沖ノ島」「新原・奴山古墳群」は「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として、世界遺産に登録されたのだと言えます。

沖津宮(おきつぐう)
沖津宮(おきつぐう)遙拝所

宗像⼤社の不思議③:”神宿る島”とは

次に「神宿る島」についてお伝え致します。

宗像大社が世界遺産になった背景にはこの「神宿る島」が大きく関わっているのではないかと思います。

なぜならこの「神宿る島」沖ノ島は海上の孤島で、島そのものがご神体。

古くから神域とされ、限られたものしか入る事のできない特別な場所でした。

そのため貴重な歴史的遺物(縄文・弥生時代のもの)や自然が保存され、島には驚くような巨石や古い社、祭祀跡などが見られると言います。

神職であろうとも海での禊や祓いの後、ようやく上陸できると言うような島で、その島には古来より変わらぬ自然の風景と祭祀が大切に守られ、息づいています。

今現在も宗像大社の神職が交代で島に上陸し、日々の祭祀が続けられています。

また「おいわずさま」と言う言葉があり、この「神宿る島」の物を持ち出すことは勿論の事、見聞きしたことは決して他の人に漏らしてはならぬと言う禁忌があるそうです。

そういった事がしっかりと守られて来たからこそ、自然と、歴史が大切に保存されている場所。

それが「神宿る島」なのです。

宗像⼤社の不思議④:パワースポットと名高い古代祭祀跡

宗像大社 古代祭祀跡

次にご紹介するのは、パワースポットと名高い古代祭祀跡です!

上記の記事を読んで、古代祭祀跡を見てみたいと思われた方もいらっしゃると思います。

筆者も沖ノ島に行ってみたいなと思ったのですが、残念ながら一般公開はされておらずリアルに見る事は難しそうなので、ぐっとこらえてここは筆者のお薦めの場所をお伝えしたいと思います。

私がおすすめするのは宗像大社「辺津宮」にある、高宮祭場です。

なんと宗像三女神が降臨した場所とも伝えられている古代祭祀跡です!

宗像大社「辺津宮」(本殿)より10分ほど歩き階段を上った先にある「高宮祭場」は背の高い木々に囲まれ一種異様な雰囲気を醸し出しています。

囲いのすぐそばのお賽銭箱の前まで行ってお参りする事ができるのですが、しっかりとお参りを済ませた後に、ここから少し手を浮かせて囲いの中にそっと入れてみるのが私の参拝方法です。

なるほど、さすが古代祭祀跡。

なんだか凄い力を頂ける気がします!

・まず市杵島姫命様が祀られている本殿。

・それから少し歩いた先にある田心姫神様が祀られている「第二宮」

・湍津姫神様が祀られている「第三宮」とお参りをしてから「高宮祭場」に行く事がさらにお薦めです。

気持ちの良い神社内を歩くと心も体も清々しく整い、その整った状態でお参りするからでしょうか。

筆者もかなりの確率でお願い事を叶えて頂けているので、ぜひ行ってみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次