志賀海神社の不思議・スピリチュアルな場所を紹介!

今回は志賀海神社に在ると言う、不思議で謎めいたスピリチュアルな場所を紹介します!

志賀海神社は福岡県東区志賀島にある、海に囲まれた素晴らしい神社です。

お祀りしている神様が海の神様であることから、神様の化身は龍とされ、志賀島自体が「龍が集う場所」「龍の都」と言われています。

それだけで、とてもスピリチュアルな空気感満載なのですが、今回訪れた志賀海神社には、それ以上に不思議でスピリチュアルな場所がありました!

本記事では、

  • 一万本もの鹿の角が納められた鹿角堂。
  • 黄金雌雄の亀が石になった姿とされる亀石。
  • 空の財布を供えると財を下さると言う、面白い顔好きの山の神様。

についてお伝えしていきます!

著者が噂に聞いた場所を実際に訪れ、神職さんにもお話をうかがった内容です!

中には噂が変な風に伝わってしまっていた言い伝えもあるようなので、正しくお伝えしていきたいと思います!

目次

志賀海神社の不思議・スピリチュアルな場所を紹介!

志賀海神社の鳥居
志賀海神社の鳥居

今回お伝えするのは以下の内容です。

・志賀海神社の不思議①:一万本以上もの鹿の角が納められた鹿角庫

・志賀海神社の不思議②:黄金雌雄の亀が石になったとされる亀石

・志賀海神社の不思議③:空の財布を供えると財をくださる!?山の神様。

3つの不思議をさっそくお伝えしていきます!

志賀海神社の不思議①:一万本以上もの鹿の角が納められた鹿角庫(ろくかくこ)

志賀海神社 鹿角庫(ろくかくこ)
志賀海神社 鹿角庫(ろくかくこ)

1つ目にご紹介するのは、志賀海神社本殿前の右横にあります、一万本もの鹿の角が納められた鹿角庫です。

ぎっしりと詰められた大小様々な鹿の角はまさに圧巻!

じっと眺めていると、なんだか頭痛がしてくるような気がする…。

と言うような不思議な場所です。

この鹿の角が納められたそもそもの始まりは、神功皇后様が三韓出兵される時のお話に関係しています。

神功皇后様が戦勝祈願として鹿狩りを行い、無事に三韓平定された後狩った鹿の角を志賀海神社に奉納した事が始まりとのこと。

(神功皇后様は、各地に様々な伝説を残す応神天皇様(八幡様)の母君にあたる方です。)

その先例に習い、戦国時代には多くの戦国大名が鹿の角を奉納したそう。

その奉納は大戦前まで続き、それまでに納められてきた鹿の角が一万本以上鹿角庫には納まっているというのだから驚きです!

ところで、何故鹿の角が奉納されたのか?

という事ですが、ハッキリとしたことは明らかになってはおりませんが、鹿の角は釣り鉤や薬など様々な用途に使える貴重なものたったためと推測されています。

つまり、鹿の角を奉納するのは戦勝祈願のお礼。

もしくはあらかじめ祝う「予祝」と言う行為だと言えます。

現代社会に生きる私達には、鹿を狩って角を納めるのは無理そうですので、(またそうされても、神社の方が困ると思いますので)鹿角庫を眺めて昔の方々の力強い奉納の証を見てお力を頂いた後は、無難にお賽銭を納め、心を込めてお参りする事が一番ですね。

志賀海神社の不思議②:黄金雌雄の亀が石になったとされる亀石

志賀海神社の亀石
志賀海神社の亀石

2つめにご紹介するのは、黄金雌雄の亀が石になったとされる亀石です。

こちらも神功皇后様の伝説にまつわる石で、その昔神功皇后様が三韓へ出陣される際、

亀石から正面対岸に見える打昇浜にある、亀が池・亀梄池の辺りにて無事凱旋できるよう、七日七夜の御神楽を奉納されました。

すると、黄金雌雄の亀に乗った志賀明神様と、勝馬明神様が現れ神功皇后様に干珠・満珠の玉を授け、船を守り導いてくださったそう!

その後黄金雌雄の亀は亀が池、亀梄池に放たれましたが、後に石となって現れたためこちらに納められたと言う伝説があるそうです。

見れば見るほど、見事な亀の形をした石です。

また、この石の向こう側に一望できる海も美しく、目を閉じて手を合わせていると静かな波の音が聞こえてきます。

その波音に耳を傾けながら、お参りすれば石に宿った力で、自分の望む道へときっと導いてもらえるでしょう。

志賀海神社の不思議③:空の財布を供えると財をくださる!?山の神様。

最後3つめにご紹介するのは、空の財布を供えると財をくださる!?山の神様のお話です。

志賀海神社には「空の財布を供えると財が貯まる」と言われる場所があると、噂に聞きました。

そして、その場所と言われるのが、志賀海神社の楼門に入る前にある、「山の神様」のお社だと言うのです!

山の神様は大山津見神様と言うお神様で、縁結び・夫婦円満・開運を授けてくれるそうなのですが、その中でも「おこぜ」や「あらかぶ」などを供えると、その顔立ちの悪さを見て滑稽に思い快く願いを叶えてくれる!

と言う、いわれもあるそうです。

変顔好きの神様なのでしょうか?

という事は変顔をしながら参れば良いのかと、そんな考えが筆者の頭を過りましたが、きっと失礼に当たるかもしれないので、やめておきました。

「空の財布を供えると財が貯まる」と言う噂についてさっそく神職さんにうかがってみると…。

「実はそれは、間違って伝わっているんです」

との驚きの言葉が!

なんでも、お財布は供えずにきちんと持って帰る事が大切。

正しくは、山の神様の所でお賽銭をあげて、財布を空にしてからお参りする事。

それが空の財布を供えるという意味なんです。

神様に空っぽのお財布を見せてアピールする事が、この行為の目的!

「お財布が空っぽなんです!だから、このお財布にたくさんの財と幸せを入れてください…!」

そんなイメージです。

ですので、真摯に参った後は、空にした財布をきちんと持って帰ることで、はじめて財と幸福を受け取れると言う流れ!

ですので、皆様!

財布はきちんと持って帰りましょう!

そうすればきっと、神様が沢山の財と幸せを授けてくださいますよ!

志賀海神社の不思議・スピリチュアルまとめ

いかがでしたでしょうか?

志賀海神社には、謎めいた場所が沢山!

最後にご紹介した記事をまとめます! 

・志賀海神社の不思議①:神功皇后様の戦勝祈願がきっかけの鹿角庫

・志賀海神社の不思議②:神様が乗って現れた黄金雌雄の伝説ある亀石

・志賀海神社の不思議③:お賽銭をあげて財布を空にしてから参ると財を授けてくれる山の神様。

どの場所も不思議な場所ばかりですので、ぜひ実際に足を運んでみてくださいね!

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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