今回の記事では福岡県福津市にあります「宮地嶽神社」の不思議・スピリチュアルな場所を紹介していきます!
有名な場所から、知る人ぞ知るマイナーな場所まで!
実際にその場を訪れて、見聞きした情報を元にお伝えしていきます!
本記事では
- 宮地嶽神社の不思議①有名な「光の道」
- 宮地嶽神社の不思議②特徴的な大しめ縄
- 宮地嶽神社の不思議③梅が枝餅ならぬ松ヶ枝餅
- 宮地嶽神社の不思議④たくさんの鳥居
- 宮地嶽神社の不思議⑤龍神様がいると言う不動神社の幟
についてお伝えしていきます!
実際に何度も「宮地嶽神社」を訪れた事のある筆者が、体感した事を元にお伝えしていきます!
「宮地嶽神社」に行った事が無い方も、行った事がある方もさらに「宮地嶽神社」を楽しめる必見の内容となっておりますので、どうぞ最後までご覧ください。
宮地獄神社の不思議①:有名な光の道
はじめに宮地嶽神社の不思議①有名な光の道についてお伝えしていきます。
「光の道」とは宮地嶽神社の参道の一直線に続く階段から海に向けての道に、夕日が真っすぐ沈む事で見られる道のことです。
夕日の光が参道を照らし、この世の物とは思えないような荘厳な風景を見せてくれるので「光の道」と呼ばれています。
太陽を遮る雲の無い快晴時に、
「参道の階段から見て真っすぐ真ん中に夕日が落ちる」と言う限られた条件の中でしか見る事の出来ないこの「光の道」
見る事ができるのは、2月・10月の20日前後。
16時~18時くらいまでという短い期間のみです。
この「光の道」
今ではすっかり有名になってしまいましたが、実はそのきっかけはアイドルグループ「嵐」が出たJALのCMがきっかけだという事をご存じでしょうか?
その事から一躍知れ渡り、今のように「光の道」を見るための長蛇の列ができるほどとなりました。
「昔は普通に見て帰ってたんだけどねえ…」
とは地元の方のお言葉です。
今現在「光の道」が見られる時期は、人が集まり過ぎて危険だと言う事で、参道の階段は入場制限が行われます。
光の道を見る方法
「光の道」を見るためには、門前町より参道の階段に向かって左側に整列する場所が設けられますので、そちらに並ぶ必要があります。
そして時間になると配られる整理券を受け取り、入場が許される時間帯まで待たなければいけません。(例年14時過ぎに整理券は配布されますが、朝から並んでいる方がいらっしゃいます。)
「遠方から来るから、朝から並べないよ…」
「そんなにずっと並んではいたくないなあ…」
そう思われる方は初穂料が5000円ほどかかりますが、この時期のみ行われる祈願祭「夕陽まつり祈願(光の道祈願)」に電話で事前に予約される事をお薦め致します。
(受付順で席へ案内されるので、当日受付前にこちらも朝から並ばれている方がいらっしゃいます。※電話予約しても受付する必要があります)
「夕陽まつり祈願」に申し込みをされた方は、お祭りの一環として拝殿でのご祈祷をしてもらえる他、階段へ設けられた席へ案内してもらえると言う特別待遇を受けられます。
ちょっとしたお供え物(ご神供)も頂けますので、遠方から来られる方や、どうしても「光の道」を見てみたい方は「夕陽まつり祈願」に予約されてみてはいかがでしょうか?
天候にも恵まれ「光の道」を見る事ができればそれは一番幸運な事ですが、あいにく曇りだったとしても階段から真っすぐと見渡せる海までの景色は圧巻です。
宮地嶽神社の不思議②特徴的な大しめ縄
次にご案内するのは宮地嶽神社の不思議②特徴的な大しめ縄!です。
宮地嶽神社には3つの日本一があるのですが、その中の一つが拝殿に下がる「大しめ縄」です。(大しめ縄の他に、大鈴と大太鼓があります)
直径約2.6m、長さ約11m、重さ約3トンと言われる巨大なしめ縄で、12月中旬ごろにある「大しめ祭」と言うお祭りで毎年かけ替えられています。
(かけ替えたばかりだと、青々としてワラの香りがするしめ縄を見る事ができます。)
この大しめ縄は御神田の稲を使って作られるもので、氏子さんを始め神職さん、宮地嶽神社にゆかりのある沢山の方々とのご縁で、依られているそうです。
毎年12月中旬ごろにある「大しめ祭」では、しめ縄をあげられる氏子さんに交ざって奉仕することができるそう。
しめ縄の中に入れるお願い事を書くための「大しめ縄祈願」等も、「大しめ祭」前には受付されています。
また、この「大しめ祭」のタイミングによっては、「大しめ縄」のかかっていないとても無防備な拝殿や、横たわる龍のような古い大しめ縄を見る事ができます!
「大しめ祭」(例年12月中旬ごろ催行)にご興味のある方は、ぜひお問い合わせしてみてくださいね!
宮地嶽神社の不思議③梅ヶ枝餅ならぬ松ヶ枝餅
次にご紹介するのは、梅ヶ枝餅ならぬ、松ヶ枝餅についてです!
太宰府天満宮の梅ヶ枝餅が有名で皆様ご存じかと思いますが、宮地嶽神社の門前町では、梅ヶ枝餅ならぬ松ヶ枝餅を食べる事ができます。
あれ?被ってない?
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですがどちらが真似したとか、そう言う事では無く!
宮地嶽神社の社紋は「三階松」である事から、その門前町で振舞われるお餅にその紋が使われている!と言うお話でございます。
社紋と言うのは、その神社が持つ家紋のようなもので神社内の屋根等見渡してみれば様々な所で見る事ができます。
太宰府天満宮は「梅」の紋であるので、梅ヶ枝餅。
宮地嶽神社は「松」の紋であることから松ヶ枝餅。
と考察できます。
ちなみに、宮地嶽神社の社紋に用いられている「松」は常緑樹で延命長寿の象徴とされるため、縁起が良い木とし古来より日本人にも好まれていました。
また「神が宿る木」(神が宿るのを待つ→「まつ」という説があります)とも言われ、その松が刻印されたお餅を食べれば、その力を頂けそうな気がします。
松ヶ枝餅の特徴は、丸いもちもちした生地の中にあんこがたっぷり詰まっているお餅。
普通のものとヨモギ生地があり、筆者は個人的にヨモギの松ヶ枝餅が好きです。
そしてもう一つ個人的な事ですが、門前町の松ヶ枝餅を食べ比べた結果、門前町入ってすぐ右側にある「小松屋」の松ヶ枝餅が一番美味しく感じました。
鳥居に入らず右側に行くとある「大阪屋」の松ヶ枝餅も大きくとても食べ応えがあり美味しいです。(購入には事前に予約が必要です)
宮地嶽神社に訪れた際は、ぜひ松ヶ枝餅を食べてみてくださいね!
宮地嶽神社の不思議④たくさんの鳥居
次にご紹介するのは宮地嶽神社の不思議④たくさんの鳥居です!
宮地嶽神社の拝殿の両脇から真っすぐ行くと、拝殿の裏手に出て「奥の宮」と呼ばれる場所に続いています。
こちらの「奥の宮」は昔から、知る人ぞ知るパワースポットとして信仰を集めています。
それもそのはず。
宮地嶽神社の「奥の宮」は修験道者が修行をする行場だったという話があります。
そのため衣食住に纏わる神様や、薬師や不動と言った仏の流れを持った神社があるそう。
そのため、「奥の宮」には神職さんでさえゆかりがわからない場所や謎に包まれた場所もあるのだとか。
その中でも、特に目を引くのが今回ご紹介する「たくさんの鳥居」です。
赤い鳥居が連なるこの場所の不思議。
皆様も感じて頂けるでしょうか?
実はこの鳥居は崇敬者が奉納した鳥居で、良く見ると奉納された年月と、名前が書かれているんです。
宮地嶽神社の奥の宮「稲荷神社」や「三宝荒神」に奉納された鳥居です。
奉納を希望する方は社務所で申し込む事ができます。(10万円以上かかりますが…)
心願成就を願い奉納される方、お礼として奉納される方。想いは様々です。
その想いの刻まれた、たくさんの鳥居をくぐると不思議な心持がしてきます。
また、宮地嶽神社の「稲荷神社」は人を選ぶ神社なのだと言う噂がある事をご存じでしょうか?
それと言うのも、参拝の方によっては宮地嶽神社の「稲荷神社」に近づくと、怖くてたまらないので奥の宮まで行けないと言う方がいらっしゃるからです。
そんな不思議なスポットの宮地嶽神社奥の宮の「稲荷神社」。
厳かな気持ちでお参りしつつ、どう感じられるのか体感してみてくださいね。
宮地嶽神社の不思議⑤龍神様がいると言う不動神社の幟
最後にご紹介するのは、龍神様がいると言う不動神社の幟!です。
先程ご紹介しました宮地嶽神社奥の宮「稲荷神社」を越えて真っすぐ行くと、不動神社の手水が見えて来ます。
龍を形どった手水が象徴しているように、実はこの宮地嶽神社奥の宮「不動神社」には龍神様がいると言うお話があるのです。
「不動神社」自体も古墳の中にお不動様がお祀りされた、大変珍しい神社なのですが、それ以上に珍しい現象が見られるのが不動神社の幟です!
不動神社には崇敬者から奉納された、大きな幟が連なる場所があるのですが、その幟に長く巻き付くようにして龍神様がいらっしゃると言われています。
龍神様は気に入った人が近づくと、幟をギイギイと揺らして合図をしてくれるそうで、筆者と別の方とで試してみたのですが…。
別の方では揺れもしなかったのに、筆者が近づくと風もないのに幟が揺れて鳴ると言う面白い現象が起きました!
熱心に良くお参りに来られる方や、神社を大切にされている方には幟を揺らして答えてくれるそうです!
一度で答えてもらえずとも、足繁く通っていると必ず答えてくれるとの事なので、是非何度もお参りに行ってみてくださいね!
宮地獄神社の不思議・スピリチュアルな場所 まとめ
いかがでしたでしょうか?宮地嶽神社の不思議・スピリチュアルな場所についてお伝えしました。
以上の記事をまとめます。
- 宮地獄神社の不思議①:有名な光の道!「夕陽まつり祈願」で見るのがお薦め!
- 宮地獄神社の不思議②:日本一の大しめ縄!「大しめ祭」の時期に来るのもお薦め!
- 宮地獄神社の不思議③:奥の宮「稲荷神社」の鳥居!奉納もできる!
- 宮地獄神社の不思議④:梅ヶ枝餅ならぬ松ヶ枝餅!お餅には社紋が刻まれていた!
- 宮地獄神社の不思議⑤:龍神様がいると言う「不動神社」の幟!何度も通うと答えてくれる!
この記事が少しでも皆様のお役に立てば嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。