今回の記事では、福岡県でおすすめの「巳年に参拝したい寺社」を5社厳選してご紹介します!
多数ある福岡県内の寺社の中から、蛇がテーマの逸話が伝わる神社や、蛇神が御祭神の神社、出雲神話に登場する大蛇・ヤマタノオロチ退治伝説と関係の深い神さまを祀る神社など、巳年にこそ訪れたい蛇にゆかりのある寺社ばかりを集めました。
この記事では
「巳年におすすめの神社は?」
「寺社と蛇との関係は?」
「その神社の特徴とは?」
といった巳年にぴったりな蛇ゆかりの寺社についての疑問にお答えします!
福岡県の蛇ゆかりの寺社についてあまり詳しくない人から、蛇ゆかりの寺社について詳しい人まで丁寧に説明していきますので、今回の記事を参考に巳年にはぜひ蛇ゆかりの寺社に参拝に行きましょう。
福岡の「巳年に参拝したいおすすめ神社」はこちら!
本記事で取り上げた福岡で巳年に参拝したい寺社は、次の5社になります!
- 篠崎八幡宮(北九州市)
- 八坂神社(北九州市)
- 宗栄寺・名島弁財天(福岡市)
- 櫛田神社(福岡市)
- 大宰府天満宮・天開稲荷社(太宰府市)
それぞれの寺社の特徴について詳しくみていきます!
篠崎八幡宮|大蛇伝説が語り継がれる厄難除けで人気の神社
北九州市小倉北区に鎮座する「篠崎八幡宮」は、かつて荒ぶる大蛇の災厄から村人を守ったという言い伝えが残る神社であり、古くから「厄難除けの社」として信仰を集めてきました。
一説によると、はるか昔神社近くの大渕で暮らしていた大蛇が、女蛇と出会い恋に落ちて仲睦まじく暮らしていたものの、女蛇が貴船神の使いのため、大蛇のもとを去っていったのだとか。
境内の一角には、伝説を象徴するように女蛇と離れた大蛇が毎晩現れては、石を枕にして「女蛇恋し」と大声で泣いたと伝わる「蛇の枕石(夜泣き石)」もあります。
八坂神社|大蛇・ヤマタノオロチ退治の神話で名をはせる神を祀る古社
小倉の中心部に建つ「八坂神社」は、小倉のシンボルとして親しまれている小倉城の敷地内にある神社です。
毎年7月には、 映画「無法松の一生」にも登場した「小倉祇園太鼓」が奉納されていて、「小倉の祇園さん」の愛称でも知られています。
神社の主祭神は、頭と尾を8つずつ持った巨大な蛇のヤマタノオロチ退治神話で有名な素戔嗚尊(スサノオノミコト)で、厄除けや家内安全、商売繁盛、疫病退散、縁結び、縁切りなど、多くのご利益にあずかれると評判です。
宗栄寺・名島弁財天|弁財天の使いである蛇の像が出迎えてくれる寺院
「宗栄寺」は、福岡市東区に位置する天台宗の寺院であり、本尊の薬師如来を安置する寺院でもあります。
境内には、蓄財の神さまとして人気を博す「名島弁財天社」も鎮座しています。弁財天は、元々、「名島城の鎮守」として創建された堂宇に祀られていましたが、明治時代の神仏分離により、名島神社と分けられてこの地に移設されました。
現在、弁財天は宗栄寺の別本尊であり、弁財天の使いが蛇とされていることから、境内には数多くの蛇が祀られたお堂や蛇の石像も点在しています。
櫛田神社|大蛇のヤマタノオロチ退治神話で有名な神がご祭神の博多の総鎮守
福岡市博多区に位置する「櫛田神社」は、1900年以上の歴史を誇る神社で、「博多の総鎮守」と親しまれている神社です。
例年の7月にはユネスコ無形文化遺産の「博多祇園山笠」が奉納されていて、神社の境内には豪華絢爛な飾り山が一年中展示されています。
神社の右殿には、伝説上の大蛇・ヤマタノオロチ退治の神話で知られる須佐之男命(スサノオノミコト)をはじめとする3柱が祀られていて、商売繁盛や不老長寿などのご利益でも人気を集めています。
大宰府天満宮・天開稲荷社|蛇神をご祭神として祀る開運のパワースポット
年間に約1000万人もの参拝者が訪れることも珍しくないほど、福岡でひと際人気の高い太宰府市「太宰府天満宮」の一角に建つ「天開稲荷(てんかいいなり)社」。
天開稲荷社の御祭神は、人の顔に蛇の体を持つ神さま「宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)」になります。
鎌倉時代末期に京都の伏見稲荷大社から勧請された天開稲荷社は、九州で最も古いお稲荷さんでもあり、字の如く、「天に道が開けて、運気がぐんぐん上昇する」パワースポットとしても有名です。
福岡の「巳年に訪れたい」おすすめ神社仏閣5選 まとめ
この記事では、「巳年に参拝したい福岡のおすすめ神社」についてご紹介させていただきました。
最後にそれぞれの神社の特徴をもう一度まとめます!
・篠崎八幡宮:大蛇伝説と伝説ゆかりの巨石を受け継ぐ!
・八坂神社:大蛇・ヤマタノオロチ退治神話の神が見守る!
・宗栄寺・名島弁財天:弁財天の使いである蛇の像が点在する!
・櫛田神社:大蛇のヤマタノオロチ退治神話の神と関係が深い!
・大宰府天満宮・天開稲荷社:人面蛇神の神さまを祀る!
巳年には、今回ご紹介した神社に、参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。