北海道は、広い面積を持ちどこを観光すれば良いのか分からないくらい、見る所も点在し独自の旅の魅力と楽しみがある所です。
開拓の地として、歴史はそれほど古いものはありませんが、その土地別に色々な社寺が建立されています。
圧倒的に、観光名所が目立ちそちらに行きたい場所ではありますが、北海道の社寺も良いところが満載です。
それら神社・仏閣を、神社巡り10年の筆者が解説したいと思います。
本記事では、
「北の大地の神社を開拓したい」
「珍しい御祭神の神社を見つけたい」
「巳年は北海道から幸運を見つけたい」
といった、皆様の願いにお応えしていきたいと思います。
北海道の巳年に参拝したいおすすめ神社5選
北海道の巳年に参拝したいおすすめ神社は次の5箇所です。
・難得神社(札幌市豊平区)
・月寒神社(札幌市豊平区)
・虻田神社(虻田郡洞爺湖町)
・札幌諏訪神社(札幌市東区)
・三吉神社(札幌市中央区)
それでは1つずつ解説していきます!
難得神社:蛇神社と呼ばれ龍神を祀る神社のご神徳を!
難得神社は、『難得龍神社』・『蛇神社』とも呼ばれる神社で、色々な説がありますが蛇の供養のために建立されたとあります。
昔からこの地では、マムシやアオダイショウなど雑木林や藪があり、蛇のすみやすい場所であったようです。
神社創立前に、この周辺の地である蛇生息地を焼き払いました。
その蛇の供養の意味と周辺の防災の願いから難得神社を建立したとも言われています。
御祭神は、大龍王神という神で龍神様及び水神です。
ご利益として、水に関する仕事ですすきのの水商売や、製粉等の水車の人が多く参拝に来られたと言われています。
元々の龍神・蛇神のご利益は、水難や水請いなどが主でありますが、金運や生命力向上にもあるようです。
小さな神社で社務所なども無く、人の参拝も少ないところではありますが、珍しい独自の神様を祀っているという神社です。
2025年巳年に”隠れ家的な神社で蛇神様のご利益を”貰っていきませんか?
月寒神社:最北の厳島神社の神をお参りしてあらゆるパワーを!
明治時代、月寒への開拓移住者が広島県厳島神社御分霊を奉斎したのが始まりです。
併せて衣食住の守護神・倉稲魂命(ウカノミタマノカミ)の二柱を奉斎し小祠を建立されました。
御祭神は、倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)・大山祇命(オオヤマツミノミコト)・市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)・宇摩志麻遲命(ウマシマヂノミコト)です。
ご利益は、恋愛成就・良縁・家族円満・金運・勝負運・旅行運・交通安全など諸願成就を祈願しています。
特に蛇と関係がある神は、イチキシマヒメであり弁財天と同一視され、白蛇を使いとする神様です。
こちらの見どころは、夜の星空が描かれた月と星がきれいな御朱印が頂けるところです。
また、ハート形の花をちりばめた手水舎も必見です。
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虻田神社:白い雪蛇が見れる白蛇に因果がある神社のパワーを頂きに!
虻田神社は1804年、虻田町の開田・漁場開始の神恩奉賽と繁栄を祈願して建立されました。
京都の伏見稲荷大社よりご分霊をいただき、稲荷神社として創建したのが始まりだそうです。
洞爺湖には、アイヌの伝説があり翼を持ち悪臭を放つ大蛇、『ホヤウカムイ』が住むと言われています。
人々の苦難があると、ホヤウカムイがその悪臭で疫病神を追い払い、人々を救ったと言われる伝説があります。
そのことより、蛇に関係が深い土地柄と言えます。
こちらの見どころは、雪蛇鳥居です。
鳥居に雪が強風により柱に吹き付けられ、気温の上昇とともにゆっくりと鳥居を伝い降りた雪蛇を作り出すという雪による自然の造形です。
現れた雪蛇は、偶然にも見ることができる人がいるかという程度の、ごくまれな自然現象のため見れると白蛇の幸運が頂けそうです。
白蛇は白狐とともに、稲荷神の使いであること、弁財天様の使いでもあります。
その白蛇や龍神にちなんだお守りやグッズも多くありご利益がありそうです。
”白蛇の舞い降りるじんじゃでのご利益を受け取り”巳年から開運成就をしていこう!
札幌諏訪神社:札幌のお諏訪さんと名高いご利益がある神社!
札幌諏訪神社は、明治10年に信濃の人物が開拓に入植しました。
その後、自らの故郷の神社である諏訪大社から御分霊を勧請したのが始まりだと言います。
『札幌のお諏訪さん』として現在も崇敬され、北海道大学の近くともあり、都会の中に立つ神社として参拝者も多くあります。
御祭神は、建御名方之命(タケミナカタノミコト)・八坂刀売之命(ヤサカトメノミコト)・事代主命(コトシロヌシノミコト)です。
特にタケミナカタとヤサカトメは夫婦神であり、そのためご利益も、良縁や夫婦円満・子授・安産などにご利益があるようです。
タケミナカタも戦の神としてのご神徳があるため、厄除・必勝祈願・武運長久等にご利益もあります。
かつて、朝廷をはじめ戦国武将が篤く敬い崇めた神様で、その姿は龍神や蛇神と言われています。
”最北端のお諏訪様のご神徳を受け”巳年での勝利を掴め!
三吉神社:北海道神宮に次ぐ知名度の神社で強力なパワースポットはここ!
三吉神社は、札幌の街中にある神社で北海道で一番大きいと言われる、北海道神宮の次に知名度があると言われています。
明治11年に秋田の太平山三吉神社を分霊したのが起源であり、他の三吉神社と区別するため、札幌三吉神社と呼ばれています。
札幌のど真ん中である中央区に位置し、オフィスビルやホテルの間にありそれほど大きい敷地ではありませんが、存在感がある神社です。
御祭神は、大己貴神(オオナムチノカミ)・少彦名神(スクナヒコナノカミ)、藤原三吉神(フジワラノミヨシノカミ)などです。
藤原三吉神は大変珍しい人神で、弱きを助け邪悪をくじく神様だとして、秋田藩主が信仰したのだそうです。
オオナムチは、スクナヒコナとともに日本中各国を回り、国造りや農耕・医療・温泉などの伝承を行った神様です。
このオオナムチこそ、蛇の姿をした神として大物主神(オオモノヌシノカミ)と同一視され、龍蛇信仰の神として崇められています。
札幌三吉神社は、合格祈願や出世祈願にご利益がある神社でありますが、摂社に出世稲荷神社や天満宮があることもご利益に繋がっていると言えます。
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北海道の巳年に参拝したいおすすめ神社おすすめ5選まとめ
今回は北海道の巳年に参拝したいおすすめ神社についてご紹介しました。
北海道は、観光スポットや自然の中でのパワースポットもありインスタ映えする箇所も多くあります。
日本有数の観光産業が誇る街で、開拓の土地柄という事もあり歴史は新しいものの、他の神社に捉われない様式の神社も楽しみではないでしょうか。
こちらでご紹介した神社・仏閣は下記の通り。
- 難得神社
- 月寒神社
- 虻田神社
- 札幌諏訪神社
- 三吉神社
この記事があなたの”北海道で新たな発見をする巳年からのパワースポット巡り”となる参考になれば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。