今回の記事では、九州で「午年に参拝に訪れたい神社」5選をピックアップしました!
2026年の干支は、「丙午(ひのえうま)」。
十干「丙(ひのえ)」と十二支「午(うま)」を兼ね備えた2026年は、火のエネルギーが強く、会社が発展したり、努力が実ったりする年になるといわれています。
午年の2026年は、馬と関わりのある神社に参拝に訪れるのがおすすめです。
本記事では
「午年にぜひ行きたい神社とは?」
「馬と縁の深い神社はある?」
「神社の見逃せないスポットとは?」
など、午年に参拝に訪れたい神社の気になる点について、お答えします!
九州の馬とゆかりのある神社についてそれほど詳しくない方から、馬と関係の深い神社についてよく知っている方にまで、丁寧に解説していきますので、2026年はこの記事を参考に、馬と結びつきの強い神社に参拝してみてください。
九州の「午年に参拝に訪れたい神社」はこちらの5社!

この記事で取り上げた九州で午年に参拝したい神社は、以下の5社です!
・宇賀神社(福岡県福岡市)
・藤崎八旛宮(熊本県熊本市)
・諫早神社(長崎県諫早市)
・青島神社(宮崎県宮崎市)
・鹿児島神宮(鹿児島県霧島市)
それぞれの神社の馬との関係や見どころを、ご紹介します!
宇賀神社|天井の「落ちない馬人形」が注目を浴びる福岡の「馬の神社」!

福岡県福岡市に鎮座する「宇賀神社」は、拝殿の天井に飾られた躍動感あふれる「馬人形」が有名な神社。
馬人形の製作年代ははっきりと分かってはいませんが、1世紀以上が経過していると考えられ、福岡が誇るユネスコ無形文化遺産の夏祭り「博多祇園山笠」の飾り人形と推測されているほどの精巧さです。
2005年に最大震度6弱の福岡県西方沖地震が起きた際、神社の境内は甚大な被害を被ったにもかかわらず、馬人形は落ちませんでした。
このエピソードにちなんで、「馬の神社」の「落ちない馬」として、受験生の人気を集めています。

藤崎八旛宮|千年以上にわたり地元で愛される熊本総鎮守らしい秋の馬神事!

熊本県熊本市にたたずむ「藤崎八旛宮」は、平安時代にあたる935年の創建以来、長い歴史を受け継ぐ熊本総鎮守です。
千年以上の歴史を誇る毎年9月の「例大祭」は、太鼓やラッパなどに合わせて、神輿とともに奉納団体による「飾り馬」や「随兵(ずいびょう)」が熊本市内を練り歩く神幸行列がクライマックス。
着飾った馬が市内を一気に駆け抜ける風景は圧巻で、壮麗な神事を目的に神社を訪れる参拝客も少なくありません。
例大祭は、古くより「肥後国第一の大祭」と讃えられていたほどで、熊本の秋の風物詩として親しまれています。
諫早神社|長崎県で唯一の本式の流鏑馬と馬の授与品が話題の九州総守護!

長崎県諫早市に位置する「諫早神社」は、奈良時代の創建より1300年以上の歴史を誇る九州総守護。
地元では、「お四面さん(おしめんさん)」の愛称でも親しまれています。
例年の4月頃には「春の流鏑馬」を実施。
流鏑馬は、鎌倉時代からの伝統を受け継ぐ古式ゆかしい神事として知られていて、本式の疾走する馬の上から3つの的を射抜く流鏑馬を鑑賞できるのは長崎県唯一といわれるほど貴重なものだとか。
参拝の記念に、干支の馬をモチーフとした「干支みくじ」や「レースお守り」などの授与品を手に入れるのもここならではの楽しみ。
境内には、「節頭馬奉納記念」の石碑や郷土民謡「伊倉音頭発祥の地」の碑もあり、伊倉の歴史を偲びながら参拝するのもおすすめです。
青島神社|馬との関係の深さを実感できる宮崎の縁結びスポット!

宮崎県宮崎市の景勝地「鬼の洗濯板」近く、日向灘に浮かぶ青島に建つ「青島神社」は、日本神話「海幸彦・山幸彦」の舞台であり、縁結びのご利益で人気のパワースポット。
長い歴史を有する神社では、かつて雨乞いの際には「黒馬」を、晴れをお祈りする際には「白馬」を奉納する風習があったのだとか。
境内には、生きた馬の代わりに奉納されるようになった絵馬が彩る「祈りの古道」があるなど、今も馬との結びつきの強さを感じます。
午年の2026年に授与される宮崎県産の杉を生かした「馬守り」など、午年ならではのお守りも要チェックです。
鹿児島神宮|希少価値の高い「生きた神馬」や冬の「初午祭」が人気の神社!

鹿児島県霧島市に鎮座する「鹿児島神宮」は、記紀神話にも登場するほど歴史の古い神社であり、大隅国一之宮でもあります。
全国でも30社ほどしかない「生きた神馬(しんめ)」と出合える神社としても有名です。
古くは、神社に大切な願い事をする際に、本物の馬を神社に奉納する風習がありましたが、次第に「絵馬」を奉納する形式へと変化していきました。
神馬とは、神の使いであり、かつての名残を留める神社に奉納された馬のことなのです。
首に鈴をつけた「鈴かけ馬」がお囃子に合わせて踊る冬の「初午祭」も見逃せません。
まとめ
この記事では、「午年に九州で参拝したい神社」5社について、詳しく紹介しました。
最後に各神社の特徴について、もう一度整理します!
・宇賀神社:受験生のゲン担ぎにぴったりな「落ちない馬」が評判を呼ぶ!
・藤崎八旛宮:熊本の秋の風物詩として名高い馬神事目当ての人で賑わう!
・諫早神社:鎌倉時代より伝わる本式の流鏑馬や馬をテーマにした授与品で人気を博す!
・青島神社:縁結びのパワースポットで馬との結びつきの強さを実感できる!
・鹿児島神宮:全国でも珍しい「生きた神馬」や冬の「初午祭」で注目を集める!
午年には、今回ピックアップした神社に参拝してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。


