この記事では、京都の御朱印帳が人気の神社についてご紹介します!
自分好みの御朱印帳は、持ち歩いたり家で眺めたりするたびに嬉しくなりますよね。
神社では、それぞれの由緒や特徴に合わせたオリジナルの御朱印帳と出会えます。
特に京都はたくさんの神社があり、御朱印帳も豊富です。きっとお気に入りが見つかりますよ。
本記事では
「京都で御朱印帳が人気の神社はどこ?」
「京都の神社にはどんな御朱印帳があるの?」
といったあなたの疑問にお答えします!
京都の御朱印帳が人気の神社5選
最近では御朱印集めの人気で、美しい御朱印帳や個性的な御朱印帳を扱う神社が増えました。
京都の神社の御朱印帳も素敵なデザインのものばかりで、どれを選ぶか迷ってしまうほど。
今回はその中から、個性的な御朱印帳が人気の5社を紹介します!
- 市比賣神社:女人守護の神社の女性らしい御朱印帳
- 今宮神社:玉の輿も叶う?京野菜の御朱印帳
- 八大神社:宮本武蔵の参拝にちなんだかっこいい御朱印帳
- 梨木神社:源氏物語ゆかりの神社は品格ただよう御朱印帳
- 咲分稲荷社:穴場の神社で見つけるかわいい御朱印帳
それぞれの神社と御朱印帳の特徴について、詳しく解説していきます。
市比賣神社|女人守護の神社の女性らしい御朱印帳
引用元:自身で撮影
市比賣神社は、京阪清水五条駅から徒歩5分ほどのところにある、女性の厄除けとして有名な神社です。
女神様が祀られ、女性の願いを叶えてくれるという市比賣神社の御朱印帳は、やはり女性らしく、淡いピンクの装丁です。
組紐が刺繍された柄も、とても可愛らしいですよね。
組紐とは「結ぶ」もの。
人とのご縁や物事とのご縁、神さまとのご縁など、あらゆるものとのご縁を結んでくれるという意味があります。
御朱印帳の初穂料は2,000円。
サイズは18センチ×12センチとやや大きめです。
市比賣神社の御朱印帳を持って、縁結びの神社をめぐるのもいいですね。
女性らしい御朱印帳を手に入れたい方は、ぜひ市比賣神社を訪れてください。
今宮神社|玉の輿も叶う?京野菜の御朱印帳
今宮神社は、京都市北区紫野にあり、疫病を鎮めるために創建された神社です。
参道にある厄除けの菓子「あぶり餅」を目当てに訪れる人も多いかと思います。
また徳川綱吉の母である桂昌院、通称お玉の氏神社でもあります。
京都西陣の八百屋の娘として生まれたお玉が、将軍の生母まで成り上がったことから「玉の輿」という言葉が生まれました。
お玉は当時荒廃していた今宮神社の再興に尽力し、疫病除けの「やすらい祭」も復活させています。
今宮神社の御朱印帳には、お玉の生家が営んでいた八百屋にちなんで、京野菜が描かれています。
ピンクや水色のパステルカラーで、ほっこり優しいデザインですよね。
表面に描かれた野菜は加茂なす、京かぶら、京にんじんの3種類。
初穂料は1,200円です。
裏面には小さな伏見とうがらしも一つ描かれていて、とてもかわいらしいのでぜひ実際に手に取って見ていただきたい御朱印帳です。
八大神社|宮本武蔵ゆかりの神社はかっこいい御朱印帳
京都市左京区の一乗寺にある八大神社は、京都の北東に位置する方除けの神社で、八坂神社と同じ御祭神を祀るため「北の祇園社」とも呼ばれています。
宮本武蔵が決闘の前に参拝したことでも知られている神社です。
八大神社は御朱印も御朱印帳も豊富です。
なかでも、宮本武蔵にちなんだ赤と青の御朱印帳はかっこよくて人気です。
表面は宮本武蔵と、決闘の場となった下り松が、裏面は八大神社の社殿が描かれています。
サイズは18.3センチ×12.3センチとやや大判で、初穂料1,800円でいただけます。
お隣の通常サイズの御朱印帳は、八大神社の大祭で使われる剣鉾が描かれており、こちらは1,200円です。
他にも横が24センチある見開きサイズの御朱印帳や、御朱印帳袋なども置かれているので、御朱印好きにはとても嬉しい神社です。
梨木神社|源氏物語ゆかりの神社は品格ただよう御朱印帳
梨木神社は京都御所の東側にある神社で、明治維新に貢献した三条實萬と、息子の實美が御祭神です。
萩の花の名所で、源氏物語の舞台の一つとも言われている神社です。
梨木神社の御朱印帳は、西陣織金襴の正統派なデザイン。
初穂料は2,000円です。
西陣織金襴とは、京都の伝統的な西陣織に金糸を使った豪華な織物です。
色とりどりなので、お気に入りのカラーを見つけられそうですね。
絵柄に凝った御朱印帳はたくさんありますが、シンプルで品のある御朱印帳も素敵です。
色のバリエーションは追加されることもあるようなので、今後も楽しみにしたいですね。
咲分稲荷社|穴場の神社で見つけるかわいい御朱印帳
京都駅西側の粟嶋堂宗徳寺の境内にあり、出世敬愛のご利益がある咲分稲荷社。
知る人ぞ知る小さな境内社ですが、とてもかわいい御朱印帳があるのでご紹介します。
淡いグリーンの装丁に、咲分稲荷社の名前の由来である咲き分け梅と、稲荷社の起こりとして伝わる二人の童子が描かれています。
御朱印帳は2,000円で、咲分稲荷社と粟嶋堂の御朱印も入っています。
粟嶋堂は元々宗徳寺の鎮守社として粟嶋明神を祀り、粟嶋社と呼ばれる神社でした。
明治の神仏分離によって改称したものの、いまでも粟嶋明神が祀られています。
女性の守護神として霊験が広まり、江戸時代には皇室からの代参もあったほどです。
与謝蕪村が娘の病気平癒でお参りに来たことでも知られており、句碑が立っています。
観光スポットとしてはあまりメジャーではありませんが、地元では「あわしまさん」と呼ばれて親しまれています。
粟嶋堂と咲分稲荷社、それぞれのご縁をつなぐ愛らしい御朱印帳。
他にはないお気に入りのデザインを見つけたい方に、ぜひおすすめです。
御朱印帳の扱い方を解説!
せっかくいただいたお気に入りの御朱印帳は、丁寧に扱い、神様とのご縁も大事にしたいですよね。
ここでは、御朱印帳の扱い方や保管の仕方について解説します。
御朱印帳を持ち歩く時
御朱印帳をそのまま持ち歩くのは、なんとなく気になるという方も多いのではないでしょうか。
御朱印帳は和紙でできているので、雨などの水濡れに弱く、いただいた御朱印がにじんでしまうこともあります。
表紙の美しい装丁が汚れてしまうことも心配ですよね。
御朱印帳を大切に扱うためには、御朱印帳袋に入れて持ち歩くことをおすすめします。
御朱印帳袋を扱っている神社もあり、今回ご紹介した神社の中では、八大神社に御朱印帳袋がありました。
手芸が得意な方は、お気に入りの布で手作りしてもいいですね。
また、袋ではなくブックカバータイプのものもあり、百円ショップなどでも手に入ります。
御朱印をいただく時にはマナーとして、カバーを外して書きやすい状態で手渡しましょう。
御朱印帳を自宅で保管する時
御朱印帳を自宅で保管する場所も、気になるのではないでしょうか。
神棚や仏壇に置いているという方もいるようですが、そのような場所がない家も多いですよね。
そもそも御朱印は参拝の証でいただくものなので、決まった場所や方角で置かなければならないというルールはありません。
しかし、神様とのご縁のものなので、なるべく片付いた棚や引き出しで保管する方が気持ちが良いですよね。
きれいに整頓された本棚に並べれば、見返したい時にすぐ取り出すこともできます。
御朱印めぐりを続けていると、いっぱいになった御朱印帳が増えていくかと思います。
そんな方のために、御朱印帳をまとめて保管する御朱印帳用の箱もあります。
こだわる方には桐の箱も売られていますが、百円ショップで売られている箱などで代用する方も多いようですので、自分なりの保管方法を工夫してみてくださいね。
京都の御朱印帳が人気の神社 まとめ
今回は京都の御朱印帳が人気の神社5選を紹介させていただきました。
それぞれの神社と御朱印帳の特徴をもう一度まとめます!
- 市比賣神社:女神の神社の御朱印帳はご縁を結ぶ女性らしいデザイン!
- 今宮神社:玉の輿の由来にちなんだ御朱印帳は京野菜のほっこり絵柄!
- 八大神社:宮本武蔵の決闘のシンボルが描かれたかっこいい御朱印帳!
- 梨木神社:源氏物語ゆかりの神社の御朱印帳は伝統の西陣織金襴!
- 咲分稲荷神社:お寺の摂社で見つける愛らしい御朱印帳!
ご自分にぴったりの御朱印帳を手に入れて、御朱印めぐりを楽しんでくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。